こんにちは。FPと社会保険労務士の二刀流で活動しているfp-keikoです。
新型コロナウイルス感染症が拡大する前には年金を中心としたセミナーが多かったのですが、新型コロナウイルス感染症拡大により、緊急事態宣言が発令され、多くの事業主様は従業員の雇用の維持と経営悪化の間で見通しのたたない状態に悩んでいらっしゃいます。
社会保険労務士として何ができるのか、悩み困っている事業主様に寄り添うには・・・と考えたところ、雇用調整助成金の申請をし、乗り切っていただきたいと思いました。
現在、申請、相談など、事業主様のお役に立つことを優先に活動しています。
雇用調整助成金は新型コロナウイルス感染症の影響で従来からある雇用調整助成金に緊急対応期間として、助成率、助成金額など拡充、簡素化し、申請しやすくなりました。しかしながら、これまで幾度となく様式が変更されたりと、簡素化されても複雑で申請できずにいる会社が多いのも事実です。
セミナー開催
7月30日にコロナ禍ではありますが、ソーシャルディスタンスに気をつけながら、今回ご縁があり、全国建設労働組合総連合神奈川土建一般労働組合湘南支部様で組合の方向けに雇用調整助成金活用セミナーをさせていただきました。
組合員の方が自社で申請書を作成できるよう、お伝えしてきました。
小規模事業主様用の助成金申請書です。必要書類に何が必要か、申請書の入力方法まで、実際に例をあげて会社の申請書を作成することで、理解を深めていただけたと思います。
雇用調整助成金申請は簡素化した申請書になっても、雇用調整助成金申請社数があまりえ増えていないような気がします。
日本の企業は421万社、そのうち中小企業は99.7%を占めています(中小企業庁)しかしながら、現在の支給申請件数は累計累計630,066件(7月29日時点)となっています。
緊急事態宣言が解除されても、まだまだ新型コロナウイルス感染症拡大が収束しない中、もとの経営状態に戻るには時間がかかるため、事業主様には諦めずに申請してほしいと思い、ご説明しました。
雇用調整助成金は緊急対応期間が9月30日までと延長され、特例により5月31日までの申請は8月31日まで申請できます。
参加申込みが9名、当日参加は5名でしたが、参加された方は、とても分かりやすく自社で申請しようということを前向きに考えていただけたようです。
アンケート結果
セミナー内容について
→役に立った(全員)
セミナーに参加して実際に申請する気持ちは
→強まった(全員)
自社にて申請したいと前向きな回答をいただけたので、頑張って申請していただきたいです。
本日のセミナーの感想をいただきました。
・とても分かりやすかった
・複雑そうな申請を自分ででもできるか不安でしたが、分かりやすく教えていただき、ありがとうございました。
・質問もできて良かった。
・どの様に申請書を作れば良いものか、理解出来ました。
今後、新型コロナウイルス感染症の影響でどの様に変わっていくのか分からない中、従業員の雇用を守るためにも、助成金を申請することで、乗り切ってほしいです。